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執筆者の写真金田 千依

搾乳のやり方 ①手でしぼる方法

赤ちゃんに直接おっぱいを吸わせられなかったり、用事や仕事などで赤ちゃんと離れる時間ができる方もいると思います。


そんなとき、母乳をしぼる、「搾乳(さくにゅう)」が必要になるかもしれません。


搾乳には、2種類の方法があります。


①手でしぼる方法


②搾乳機でしぼる方法


です。



それぞれの方法について説明していきますが、


今日は 


①手でしぼる方法 のやり方についてお話ししていきます。


まず、搾乳する前に手を石鹸でよく洗います。



母乳を受ける容器は、小さなカップや、ビン、お椀など、自分が使いやすいものを選んでください。


洗剤で洗って乾燥させた綺麗な容器を使ってくださいね。



準備ができたら、ゆったり座りリラックスします。

赤ちゃんのことを思ったり、写真や動画を見てもいいですね。



そうすることで、作られた母乳を出す「オキシトシン」というホルモンが出て、母乳が出しやすくなります。



では、搾乳をしてみましょう。



まず、乳輪の一番外側、色の境目あたりに、親指と人さし指を当てます。



当てた親指と人さし指を、自分の背中の方(ろっ骨の方)にむかって、垂直に押すように圧迫します。



背中の方に押したまま、親指と人さし指を合わせ

るように圧迫します。



この、背中の方に押して→指と指を合わせるように圧迫→圧迫を緩める


を繰り返していくと、母乳が出始めます。


ポタポタ出始めるまで、3~5分くらいかかることが多いですので、すぐに出なくても続けてみてください


ポタポタ出ていた母乳の流れがゆっくりになったり、あまり出て来なくなったら、

圧迫している指の場所を、乳輪の境目あたりの他の部分に変えてみましょう。



ポイントとしては、


・乳首ではなく乳輪の外側を圧迫する


・痛みを感じない力で行う


です。


乳首をしぼるように圧迫したり、おっぱいを強くしごく様に潰さないようにしましょう。

痛いですし、母乳は出てきません。



搾乳する時間や、お母さんの体調や状況によって、多く母乳がとれた時もあれば、思ったより少なかった時もあると思います。


左右のおっぱいで合計10~20分程度を目安に、思ったより出なかったとしても、1度切り上げて休憩してくださいね。




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