前回は、おっぱいが詰まる原因をお話ししました。
詰まらないようにしたいものですが、乳房にしこりや詰まりができたときは、早めに対処することが大切です。
今回はその対処法についてお話ししていきたいと思います。
※注 今回は、発熱など乳腺炎の症状がない初期段階の対処法です。
授乳中、乳房にしこりができて、押すと痛みを感じることがあるかもしれません。
そんなときは以下の3つのことを試してみてください。
しこりの部分に、赤ちゃんの下顎がくるような授乳姿勢をとってみる。
しこりのある延長線上に、赤ちゃんの鼻か下顎がくるように、いろいろな授乳姿勢を試してみます。
② お風呂や蒸しタオルで温めたあとに授乳してみる。
温めてるとおっぱいの流れが良くなります。
ずっと温め続けるというより、授乳前に温めたり、お風呂後に赤ちゃんにしっかり授乳すると効果的です。
授乳のあとは、気持ち良ければ冷やしても良いです。
③ 痛くない、気持ちいいマッサージをしてみる。
ぐりぐり揉みほぐすのではなく、乳首に向かって流すようなイメージで、指や手のひらをつかって優しくマッサージします。
お風呂中や授乳中に行うのがおすすめです。
以上の3つを参考にしてみてください。
1番の対処法であり、予防法は
「赤ちゃんにしっかり母乳を飲みとってもらうこと」です。
赤ちゃんは日々成長しますから、しっくりくる抱き方も変わってくるかもしれません。
赤ちゃんがしっかりおっぱいを含めているか、抱き方の確認や調整をしてみてくださいね。
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